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大阪では桜もちらほら咲き始め、今週末あたりはたくさんの人が 桜の木の下でほんのり桜色になってるんだろうなぁ。

と、記事には全く関係のない前置きから始まりましたが、 今回は米国のレジナ社のガバナーについて少し書いてみます。

ガバナーとは空気抵抗を利用してオルゴールの演奏速度を一定に保つための装置で、 シリンダーオルゴールなどの機械では羽根がくるくる回っているのが見える あの部品です。 アンティークオルゴールには必ずついている装置なのですが、 ゼンマイが一気に開放しないようにする非常に大切な部品です。 細かい説明は話が長くなるのでこの辺でやめておきます。

このガバナーの調子が悪いとオルゴールがスタートしなかったり、 ストップのタイミングが遅れたり、何かのきっかけで 破損すると、一気にゼンマイが開放してしまったり、良いことがありません。

今回はその中でも今回はレジナのガバナーに多い事例を取り上げます。

ディスクオルゴールはベッドプレートの下側についているため カバーなどで隠れている事が多くあまり目にする事もありません。 下の写真の様な部品です。