蓄音機
001097 ビクター ビクトローラ 9型a
ビクター社の矜持、ここにあり。
1911年に他のシリーズとともに発売された、ビクトローラの卓上型のひとつ。9型の姉妹機にあたる。
オーク材のケースを使用している他は、9型と同じメカニズム仕様。
卓上型とはいえ、同時代の大型のコンソールタイプの蓄音機に、少しも引けを取ることのない音質・音色・音量が嬉しい。
蓄音機を発明したのはエジソンであるが、ディスク・レコードを発明し改良したのがベルリナーであり、その後裔たるメーカーがビクター社である。
そのプライドと自信が礎となり、優秀な卓上型蓄音機を生み出し、現代のリスナーをも満足させているのである。
メーカー: Victor
原産国: 米国
本体サイズ: H:370 x W:410 x D:495 mm
製造年: 1917年
SPレコード10枚付き。
税込み価格: SOLD
問い合わせ番号 001097
歌口はExhibitionが付属、雲母振動板らしい柔らかい音を聞かせてくれます。
ご希望のお客様にはオプションでNo.2の歌口も販売可能です。
001027 スタンダード モデルA
美しき魅力、アウトサイドホーン。
アメリカ・シカゴのスタンダード・ディスク・トーキングマシン社は1906年から1915年にかけて、同じくシカゴのビジー・ビー社とともに中堅蓄音機メーカーとして活躍。レコード・レーベルとも知られ、コロンビア社との結びつきも深い。
蓄音器の写真資料を集めた Phonographicaには、子供ともに撮影された本機モデルAが掲載されており、当時の様子を偲ぶことが出来る。
本機はオーク材のケースはもちろんのこと、青地に金色に縁取られたフラワー型のホーンとともに、インテリアへの対応も充分である。
アウトサイドホーン(ラッパ型)の時代は思ったよりも短く、そう言った意味ではこれも貴重な蓄音機のひとつである。
メーカー: Standard Disc Talking Machine
原産国: 米国
本体サイズ: H:610 x W:435 x D:450 mm
製造年: c.1913
SOLD
問い合わせ番号 001027
001093 デッカ 「ジュニア」 ポータブル蓄音機
小型、軽量、丈夫の優れもの。
ポータブル蓄音機はピクニックなど、野外でも音楽が楽しめるよう作られたものであり、また後には軍用としても使われるようになった。
持ち運ぶのだから小型で軽量でなくてはならず、そしてアウトドアでの使用にも耐え得るよう丈夫でなくてはならず、また野外での塵や埃にも備えなければならなかった。
もちろん野外という音響条件の悪いところでも、リスナーを充分に満足させる音への配慮は言うまでもない。
デッカ社のポータブルはこれらの課題全てに応えた優れものである。
特に蓋の内側が凹面にトーンアームからの音を反射させる構造はデッカ特有のもであり、同社の音へのこだわりを感じさせるのである。
メーカー: Decca
原産国: イギリス
本体サイズ: H:200 x W:270 x D:280 mm
製造年: 1924
SOLD
問い合わせ番号: 001093
001029 ビクター ビクトローラ クレデンザ
言葉の要らない希代の名機。
どんな言葉を使ってもビクトローラ・クレデンザの素晴らしさを表現するのは難しい。
これまでどれほど多くの賛辞がこの蓄音機に贈られたことだろう。
傑作機、最高峰、耽美な音色、そして希代の名機等々。どれもこれもそのとおりであるのだけれど、それだけではこの名機を表現するのにはまだ足りない。
試作回数は100回に及び、キャビネットに折りたたんで収納されたホーンの長さは1.8m。当時の様々な工夫が詰め込まれたこの蓄音機は、その音色、音質、音量、どれをとっても文句のつけようがなく、リスナーに驚愕さえ与えてしまうのである。
クレデンザに言葉は不要だ。
針を落とせばクレデンザが語ってくれるのだから。
メーカー: Victor Talking Machine
原産国: 米国
本体サイズ: H:1150 x W:800 x D:555 mm
製造年: 1926年
SOLD
同型機種をお探しの方は是非お問い合わせ下さい。
現在修復中および、輸入前の商品がございます。2013/04
株式会社榎屋 TEL 072-727-7791
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